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2004/09/11

49.「セカチュー」の夜、ビョークとCA4LAと選択肢について

 不覚にも「世界の中心で、愛をさけぶ」の最終回を見てしまう。
 いや、ほかに見るものがなかったんだ。報道ステで野球のが終わったからNHKに切り替えたんだけど、したらこっちもすぐ終わっちゃうし。その時僕は晩飯どき。オカズなしでメシを食うのはちょっときつかった。だから特にどうという理由もなく見てしまう。「綾瀬はるかって結構かわいいじゃん」とか思いながら。

 良い。
 泣きはしないものの、結構良いじゃないっすか、これ。売れまくってる小説(映画・ドラマ)だからずっとヘソを曲げてたのだけど、そんなにきらうこともないのかなあと。すばらしい内容かどうかは知らないけど、変な抵抗なくすっと心に入ってくる。気がついたらごく自然に感情移入してる。書評のたぐいなんかでは「特に目新しいこともないありがちなストーリー。“泣きたい”人が読んでわあわあ騒いでるだけ」みたいなことが書いてあったけど、そういう言い方ってくだらん強がりかもよ、などと思うのでした。そんなの防衛してるだけじゃん。まあね、僕は知る人ぞ知るメジャー指向の人間っすから。いまビヨンセ聞きながらこれ書いてるし。しかしこの分だといまに「冬ソナ」がどうとか言い出しそうだな、怖いな。
 そういえばこないだある人に「ペ(ヨン様)に似てる」って言われたけど、やっぱそれ全然違うと思いますよ。だって、そんなこと言ったのあなただけですもん。評価してくれるのはそれで嬉しいんですが、しかしなあ……。そんなこと衆人の前で言ったらきっとぶっ殺されると思う。いや、きっとじゃない。絶対。ヨン様は髭なんか生やしてないしね。

 ここのところビョークにはまっている。といっても昨日からだけど。
 良い。むかし聴いたときは「?」だったけど、11年(長いな)の時を経てようやく価値がわかりました。たしかにこの人はとっつきにくいタイプだもんね。「Homogenic」のジャケだけで聴く気が失せた経験があるのは僕だけではあるまい。でも良い。「Vespertine」とか、「Army of Me」とか。新しいアルバムもきっちり落とした。むかしのもひととおり揃えました。特にボックスセットで出たライヴ盤がいいんだ。録音もいいしね。ビョークという人は一度ハマると延々聴いてしまう常習性がある。キケンだ。そういえばこないだのフジロックの音源持ってるんだよな、なぜか。オーディエンスで超音悪いけど。どうしようかな。っていうか誰に言ってるんだ、これ? あ、気にしないで聞き流してください。ただのしょうもない独り言ですから。

 今日は「からだほぐしワーク」というからだを使ったワークショップに行ってくる。やはりからだはだいじだ。ここ数年頭ばっかり使ってきたせいか、あるいは元々頭で考え込んでしまう性格のせいか、最近は気持ちがからだにいってるのです。もう少し首下を使ったほうがいいよ。頭とからだのバランス。これ以上頭が重くなったらいまにドラえもんみたいになっちゃう。2頭身だ。2頭身はいやだ。似合う服も何もあったものじゃない。そういえばドラえもんは服着てないな。着ないのかな。トイレ行ったらどこからおしっこ出すんだろう? うんこするんだろう? ロボットだからしないんだろうか。いやいや、そんなことはあるまい。食ったドラ焼きはどこへ行くのか。藤子不二夫はこの質問に誠実に答えてもらいたいと思う。というか生きてるんだろうか? よく知らない。ま、いいか。いいな、どうでも。

 ワークのあとはひさびさにワールドポーターズに遊びに行く。まえよりなんか寂れたような気がするのはただの気のせいか? 寂れたというか、庶民臭くなったというか……。そういやヴィレッジ・ヴァンガードにプレイモビル置いてなかったな。扱いやめたのかな? だったら悲しい。ソニプラもすっかり扱い小さくなっちゃったし。みなさんもっとプレモを買おう。レゴはいいです、アメリカだから。子ども用のおもちゃはやっぱりヨーロッパだ。ドイツだ北欧だ。しかしヴィレッジ・ヴァンガードは暇が潰せすぎてしまうのが何といっても困る。活字系の物欲を刺激すぎるのはほどほどにしてほしいと思う。そんなことを言ったところでどうなるものでもないことはわかってはいるのですが……。
 ついでだからと思って、ようやくにしてはじめて赤レンガ倉庫のエリアに行ってみる。デートスポットですな。おっしゃれーな。店舗数はそれほどでもないが、洒落たセンスのいいお店がいっぱい入ってる。カップルがむやみに多い。でも気に入った。CA4LAには初めて入りました。何気に帽子好きなんだよね。お金少ししか持ってなくてよかった。「良い!」と思うのがいくつかあってかなりヤバかったです。話には聞いてたけど、ここはいいお店みたい。しかし基本的に好きなんだな、こういう「おっしゃれー」なところ。ユニクロでいいやとはどうしても思えない。もっと上に行きたい。下げられない。目標値が高い。服にかぎらず、なんでもかんでも。そこに行けるかどうかはともかく、そこに自分がふさわしいのかどうかはともかく。困ったものだ。実に、まったく、本当に。いったいどうしたらいいんだろう?

 「In New York, freedom looks like too many choices」
 U2の曲の歌詞だが、そのとおりだと思う。ニューヨークを東京に置き換えても横浜に置き換えても話はまったく同じ。選択肢が多すぎる。だから迷う。悩む。選択肢が多いことは必ずしも人の幸福ではない。同じように、選択肢が少ないことは必ずしも人の不幸せではない。都会にいるからいけないんだろうか。田舎にいたほうがいいんだろうか。たしかに田舎は何かが決定的に楽だもんな。決める前にものごとは決まっているし。いちいち選択を突きつけられることはそれほどない。でも、これはそういう「どっちがいい」的種類の問題でもないような気がする。その両者の中間という選択肢はないものでしょうか。たぶんそこが自分にとっていちばんふさわしい場所のような気がするんだけど。

 いやいや、当面僕が直面しているところの問題は、招待券をもらった明日のマリノス-ジュビロ戦を観に行くかどうかなんですけど。国立は遠い。しかしカードはよい。いったいどうしたものか。

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