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2005/11/02

79.vs. 大学生

 こないだの8月で31になった。恐ろしいことに、いまどきの大学生とひと回り違いということになる。つまり12歳違い。31-12=19 それぐらいの計算が成り立つ。いまさらながら、時は流しそうめんのごとくすばやく流れるものだとつくづく思う。だからなんだと言われるとひどく困るのですが。

 やはり落ち着いてきたのかなとも思う。自分の過去に、自分の今までのいきさつに。そんな自分を許せるようになってきたのかもしれない。最近ではこんなことを思うようになった。

 何度となく、自分の体験を人前で話す機会を持ってきた。対象は主にご家族と親御さんだから、相手は確実に自分より年上だ。自分の親より年かさであることも珍しくない。これは自分だけかもしれないが、相手が自分より年上だと安心感がある。何かこう、脅かされることがない。
 が、最近別の欲が出てきた。大学生相手に自分の体験を話したらどうなるのだろう? 今では昔とは違って、ひきこもりやニートという言葉も流通しているし、卒業後フリーターの道を選ぶ人も多い。そんな若い人たちを相手に自分の経験を話したらいったいどういう反応が返ってくるのか。恐ろしくて踏み出せない反面、「機会が与えられたらやってみてもいいかも」と思い始めている自分がいる。いわばひとつのチャレンジ。そう、そのチャレンジに興味があるのだ。

 以下、仮にそれを実行してみるとして。
 場所は大学の教室がいい。アウェイに乗り込むぐらいのほうがチャレンジし甲斐があって楽しいからだ。自分の見知った場所ではちょっとつまらない。敵地で結果を出してこそ本当の実力というもんである。
 話す大学は、できればかつて自分のいた、あの大学のあの学部が面白い。かつては見るのも聞くのも嫌だったところ。はっきりとは憶えていないが、卒業後あの駅で降りたことはたしか一度もない。でもやるならあのスロープのあるあそこがベストだ。
 内容はもう何でも。そこで自分が何を話すかではなく、そこで自分がどれだけやれるのか、そしてそのことでいったいどういうリアクションが返ってくるのか。自分が知りたいのはむしろそっちのほうだからだ。あるいはそれは、以前の暗い記憶を呼び覚ますだけの残酷な行為に転化するだけかもしれないけれど、でもトライしてみる価値ぐらいはあると思う。そう、人は小さくてもいいから、常に何か冒険をしていないと腐ってしまうのだ。少なくともそういう気持ちを持っているぐらいのことはしたっていいはずだ。

 たぶん「落とし前をつける」などというカッコの良いものではないのだと思う。そうではなくて、これはもう単なる興味だ。面白半分、興味半分。以前だったら考えつきもしなかったことだが、なぜかふとそういう気持ちになっている。やはり少しずつ変わってきているのだな。もしくはただ単に、若い子たちと触れあう機会に飢えているだけなのかもしれませんが。でもきっと自然な変化なのでしょう。そう思います。

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