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2005/12/12

83.Everything is Broken

 最近身のまわりでいろんなものが壊れています。
 まずこないだリカバリしたばかりのこのパソコン。よくわからないのですが、どうやらもう一度リカバリしないといけないみたいです。ああめんどくさ。

 次に春に買ったi-Pod mini のタッチホイール。修理に出すかどうか悩み中です。たった半年とはいえ、めちゃめちゃ酷使しているので多少ガタが来ても仕方ないかも。
 それからいまプリンターがイカレてて、あと今日は使っていたドライヤーから異臭がしたと思ったら「バシュッ!」という音とともにスパークしやがりました、ドライヤー。享年6歳半。長く使いましたがもういい加減寿命だったようです。合掌。で、さっそく今日新しいの買ってきました。ないと困るからね、ドライヤーって。

 それにしてもこの壊れたドライヤー、思い入れがあります。
 まだ僕がひきこもっていたとき。これの前に使っていたドライヤーが壊れたので、母からお金を渡されて新しいのを買いに行くよう頼まれました。「あなたの気に入ったのなんでもいいから」と彼女は言って。で、さささっと買い物を済ませ、その頃近所にできた新しい本屋へ。そこであの文藝春秋の記事に出会ったんですね。久田恵の「ひきこもり100万人」のルポ記事に。
 それを読んだのは実はもっとずっとあとのことで、とりあえずは二宮清純の「イチローvs松坂」や立花隆の東大論、それと藤原紀香の日記なんかが読みたかったんだけど。
 ふだんお金なくてそんな雑誌買えなかったんだけど(だって800円もするんだもん)、そのときはドライヤーのお釣りがあったんでつい偶然、買えてしまえたんですね。したらそこにひきこもりの記事が載っていた。僕がこの言葉を知ったのはこのときが初めてです。

 そしてこの記事がきっかけで類書を漁り、精神科に通い、それまで数年間のひきこもり生活に別れを告げるわけですが、そのそもそものきっかけはといえば、このドライヤーなんだなー。いやあ、キミはすごいよ。ただのドライヤーじゃないんだ。すごいんだ。いままでコードを巻くときにぐちゃぐちゃにし続けてゴメン。たぶんそれがスパークの原因だったんだ。本当に申し訳ない。

 そう、つまりこのドライヤー、僕がひきこもりから抜けるときからいままでをずっと知ってるんだな。生き証人なんだ。粗略に扱っちゃいけないんだ。そうか。いや、いままでどうもありがとう。そんなことろくに考えもせずに横浜のヨドバシで新しいドライヤー君を買ってきてしまったよ。君には送り名として<ヒッキー>の称号を差し上げます。安らかに眠ってください。

 しかしよくわかりませんが、これも何かを暗示する出来事なのかもしれません。そんな気がしてしまうのは僕だけでしょうか。ま、ただ単にオマエのメンテナンスの仕方がなってなかっただけだという言い方もできるんでしょうが。


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(今日息絶えたうちのドライヤー「ヒッキー」君。6年半お疲れ様でした)

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