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2013/01/20

あたしたちよくやってるよ。

昨日の1月19日は、10年来の友人の誕生日。
彼女は今は横浜を遠く離れて暮らしているけれど、
119番の日なので覚えやすいのと、
こないだの年末に会ったばかりなので、
久しぶりにおめでとうメールを送ってみた。


「もう39歳だねー、がんばれよおばちゃん」的な、
半分嫌がらせと化してるメール(笑)。
仲が良くないとなかなかこんなことはできない。


そんな彼女と話してて(メールだけど)、
みんなよくこの歳まで生き延びたよなー、みたいな話になった。
彼女も僕も、あるいはこの10年来の付き合いの仲間全員は、
元ひきこもりの経験があって、
自分がアルバイトしてるところなんか全然想像がつかなくて、
というかそもそも、10年後こうして生きてることの想像自体がつかなかった。


そんな連中が、今ではそのほとんどが何らかのかたちで働いてて、
結婚してるやつもいて、子どもを持ってるやつもいる。
多い人なんか3人の子持ちだったりもする。


すっげぇな、と思う。


働けてること自体はひとつの目安ではあるけれど、それが目標だとは思わない。
最近特にそう考える傾向が僕は強くなった。
働かなきゃいけないわけじゃないだろうと。
働くことは幸せになるための一手段であって目的ではない。
もちろん働けないよりも働けてることのほうがなんぼか幸せなんだはと思うけど。


まあ働くことの是非はともかく、
うちのグループ(神奈川の自助グループで知り合った仲間)のメンバーは、
現在の進路の方向はいろいろだけど、
この10年以上、誰ひとり欠ける(=死ぬ)こともなくこうして生き延びている。


「あのときは10年後のことなんて想像もつかなかったからねー」
ほんとそうだ。10年前の自分に今の自分は想像がつかなかった。


そりゃあ毎日生きてれば嫌なこともムカつくことも多々あるけれど、
でもこうして「うちらよくやってるよねー」って言える仲間がいるっていうのは、
ひょっとしたらうちらにとってのいちばんの財産かもしれない。


うん、みんなよくがんばってるよ。
えらいよ、うん。

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